大矢 篤

大手自動車メーカーと社内の技術部門との
橋渡しをする仕事

得意先である大手自動車メーカーの生産設備の設計・製造を請け負う上で、
お客様と社内の技術部門との橋渡しをするのが私の仕事です。
お客様のニーズや課題を詳しくヒアリングし、
場合によっては検討段階から設計部門の技術者と一緒に最適なプランを提案します。
受注後は、全体のスケジュール管理や途中経過のチェック、お客様とのやりとりなども含め、
プロジェクトのまとめ役として納品までフォロー。
同時に次の案件の提案や見積もり提示など、常に複数のプロジェクトを動かしています。

営業職・大矢篤の1日

グローバルなビジネス展開に
自分も携わってみたいと思い、入社。

モノづくりメーカーの生産設備計画において、お客様それぞれの細かいニーズに応える専用機を提案し、設計・製造している岩田工機。国内のさまざまなメーカーはもちろん、海外にも当社が手掛けたオーダーメイドの専用機を使用している企業はたくさんあります。世界で一台のオリジナルな製品を世界中に提案し、自社の技術を広めることができる。そんなグローバルなビジネス展開に自分も携わってみたいと思い、入社を決めました。

自分が仕事に携わったクルマが
街をたくさん走っている!

私は営業職として入社しましたが、最初の半年間は現場で研修を受け、モノづくりの過程を学びました。営業として動くようになってからも社内のさまざまなベテラン技術者たちに教えてもらいながら、お客様との専門的なやりとりや提案もなんとかできるようになってきました。この仕事の面白さは、単に商品を売るだけじゃなく、お客様の要望や潜在的な課題を探りながら、その解決策を提示することにあります。とても難しく深い仕事ですが、それがモノづくり企業の営業職の醍醐味だと思っています。今、営業車で街を走っていると、自分が関わった専用機で作られた部品を搭載したクルマに遭遇することがあります。そういう時は、やっぱり気分が高まりますね。

「大矢に相談してみよう」と言われることが
なによりも嬉しい。

厳しい市場で勝つには、スピードと情報が命!お客様の今後の生産計画などの情報をいち早くつかむことも、営業の欠かせない役割のひとつ。5年先、10年先といった中長期的な計画についての情報を他社よりも早く仕入れ、社内の体制を万全にしておかなければなりません。厳しい市場を生き残っていくためには、我々営業のそうした動きが重要なんです。だから、普段の営業活動の中で、お客様との何気ない会話の中からヒントになることを聞き出すようにしています。そこで大切なのが、信頼関係。「いつも対応が早いから」とか「細かいニーズにも応えてくれるから」というお客様の安心感が、「大矢に相談してみよう」と、新たな案件につながったりするんです。

海外にIWATAの技術を売り込みたい!

現在、当社の専用機はアメリカ、インドネシア、タイ、中国など海外でも使用されています。私の営業先は今、国内がメインですが、ゆくゆくは海外にも守備範囲を広げたい。現地に出向き、海外の加工業者などを自分で開拓し、さらなるコスト削減や納期短縮につながる生産の仕組みを作ってみたいと思っているんです。そうすれば海外のメーカーにも自社製品を売り込みやすくなるし、岩田工機の技術力をより広く世界に知ってもらえますから。

岩田工機は少数精鋭の会社。若手の声も積極的に取り入れてくれる環境です。だから、仕事でやってみたいことがあれば、どんどん口に出すといいと思います。新たな仕事を自分で企画し動かしてみたい、という意欲がある人にとっては、可能性が大きく広がっている会社だと思います。